夢にまでみた白鳥との邂逅、その顛末
恥ずかしい話ではあるが、僕は数年前に性具の製造販売をするメーカーに所属していたことを未だにアイデンティティの一部としており、Web屋を転々としたのち携帯ゲームの会社に所属してなお、むしろ当時よりよほど下品な話に興じることが多いのは、Twitterをみれば明らかなことである。
さて、先日迎えた28歳の誕生日に、社内に集う悪友の一人が発した「ウィッシュリストはよ」という言葉によって、僕の物欲に火がついた。「アダルトグッズのたくさん入ったウィッシュリスト」を期待されていることはわかったので、片っ端から欲しかったものをクリックしていく。純金製のバイブレーター(127万円)が際たるものではあったが、最安のものでも5000円近くしている。
世の諸氏は「こんなものにこんな額を払うのか」と嘆息するであろうし、悪友らは「意外と高いとか無視してとりあえずぶっこもう」などと口々に言っているものの本当にそれを買うとは思わなかったので、下心たっぷりに普段自分のほしいものをチェックしているウィッシュリストへいくつか手頃な価格の物品と漫画を放り込んで同時に提示したが、言い出しっぺはこともなげに数名のカンパを集め、一番欲しいと公言していた「Swan Trumpetter」を贈ってくれたのだった。

- 出版社/メーカー: Swan(スワン)
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