2013-02-02 文化の線路に乗り直す

初めて2人で出かける友人(友人の幼馴染)と13時に待ち合わせなのに20分も遅れて恐縮しつつ都現美に向かう道すがら深川丼を食べてそこから10分ほど歩き到着「アートと音楽」の混み具合ったらなく坂本御大の作品「silence spins」はぐるりと部屋を一周して待つ鑑賞者までも作品に含めるのかと眉間に皺が寄りそうになったので一つ目のほうは学芸員と話して飛ばしてしまい観たかった八木良太の「氷のレコード」は演奏が終わってしまっていて映像もちょうどノイズの部分しか聞けなかったし後ろの列を見ると映像が頭に戻るまでヘッドホンを占領するわけにもいかなくて残念な気持ちを増幅させ大友良英池田亮司の展示も足早に通り抜けてしまい時間がないと焦りながらついでに観るかぐらいの気持ちだった「MOTアニュアル」のほうがなぜかぐっときて時間配分を間違えたなあとしょんぼりしながら時計を見る煩わしささえ感じるほど良い佐々瞬の作品の前をそそくさと去り予定より少し時間をオーバーして清澄白河を出発して御茶ノ水駅に着いたのはこれまた約束を20分過ぎた頃で怒りもせず寒空の下待ってくれた一行は神保町の喫茶店さぼうるに向かうが懸念していた迷子事案にはならず入ってすぐ全員が座れる席が空き注文と自己紹介の後それぞれの大学の話になってそう言えば今回揃った僕以外の4人は高偏差値校所属/出身の人たちだったので学歴コンプレックスを煽られて半ば機械的にケーキとコーヒーを交互に口へ運びながらおしゃべりを楽しんでいたらあっという間に時間は過ぎ女子2人はそのまま家路へ僕と残った男子2人は付近にあった安酒場にはしごして引き続きくだらない話をしつつ飲んで飲んで飲んで泥酔した足で僕は池袋まで行ってnagraphicと年甲斐もなく始めた交換日記の3回めの交換を終えその後のことは記憶に無いが怪我もしておらず大丈夫だったってことにしておく