ようやく上体を起こしている時間と寝ている時間が半々になった。薬が切れる瞬間がわかるんじゃないかってくらい、ある一定時間を置くと頭痛と熱が復活してたまらんのだけど、徐々にその針の振れもゆるやかになってきて、15時半頃から文字を追っても平気になる。
夕方病院に行こうと思った時に、いつも首からぶら下げている鍵がなくてパニックになる。またちょっと頭痛がぶり返して熱が上がる。結局脱いだ汗だくの服の中に入ってたのでなんとか時間に間に合ってよかった。
2日ぶりの内科、診断書をもらって値段にびっくり。内科でもらう診断書ってこんな安くで済むのね。漢方も出してもらったので、しばらくはこれで乗り切る。
ほとんど何も口にしていなかったこともあり、帰りに気力補充すっか！と思って安い寿司食べに行ったんですけど4皿でギブです。情けなくて笑えました。生臭い感じが口の中に残ったのが悪かったのだろう、気分が悪くなりしばらく生魚はよそうと思いつつ、近くのLIFEでヨーグルトと焼きプリンとフルーツ缶にスポドリ、あと鍋の材料なんかを買って帰る。しんどい時は鍋に限ります。肉とか魚怖いからって鶏つみれにするあたりが可愛くないですか、ないですね、で、相変わらず食欲ないけど食べるしか治す方法はないと思って、帰ってからいつもの半量で鍋作ったら半分も食べられんかった、悲しい。ただ半額になってなかったら買わなかったであろうちょっと高級な木綿豆腐が実に美味しくて、歯ざわり、豆の味、香り、ああ普段食べている豆腐はなんなんだろうなあと思いつつ、やっぱり自炊しよう、自炊だよ、外で食べるの楽しいけど、やっぱり自分の納得行く味を適当な値段で食べるなら家だよねと気持ちは少し上向いた。幸い明日明後日は土日なので、存分に家でご飯が食べれる。
自分で作るものはさておき、人の作った料理って、なんであんなに適当でもぐっとくるんかね。しんどい時につくってもらううどんとか、別段手を施していない炒め物とか、キッチンで立ったまま食べた鍋とか、何より嬉しかったし、そういうものの味は絶対忘れない。「胃袋を掴む」てのとはまたちょっと違う気もする。
買い物袋を片付けていると底からドライイーストが出てきて、はてこんなものいつ買ったのか、どのタイミングでかごに入れたのかは定かでないが、遠からぬうち、ありあまる強力粉を使ってパンでもこねようか。
